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仕組み採集 Shikumi Field Notes

世界のAI起業家から、次に試す仕組みを集める。

日々の採集 Field note

Marc LouのMailCheapは、Web公開とメール配信をどう分けているか

今回の焦点Focus

公開先と実行記録を照合し、AIの完了報告で何が起きたかを確かめる

メール配信とWeb公開をAIに任せるなら、公開URLとメールの配信結果を分けて報告してもらうと、何が終わったかを確かめやすくなります。Marc LouのMailCheapには、同じ原稿をメールだけ、Webだけ、または両方へ出す選択肢があります。操作の名前だけでは、実際にどちらへ出たかを判断できません。

メールに送るか、Webへ載せるかを選べる

Marcは10月27日、MailCheapで追加した機能をまとめて紹介しました。その一つが、原稿の公開先を選ぶ機能です。AIなしなら開発に何か月もかかったと本人は書いていますが、どの作業をどう任せ、何時間減ったかまでは分かりません。27日の本人投稿

変更履歴には、公開先を選ぶ機能は10月21日付で載っています。27日は、Marcが複数の更新をまとめて案内した日です。公式の変更履歴

MailCheapが案内する三つの公開先(2026年10月29日確認)
指定何が起きるか
メールとWeb読者へメールを送り、ニュースレターのWebサイトにも載せる。標準の設定
メールだけメールを送り、その号をWebサイトには載せない
WebだけWebサイトへ公開し、メールは送らない。Webサイトが有効であることが必要

これは製品の説明書で確認した動きです。実際の送信や公開は試していません。また、メールだけにすれば受信者による転送まで防げる、という話でもありません。公開先を選ぶヘルプ

「送信」の操作を、Web公開にも使う

AIなどが外部から操作するための説明書には、公開先を表すpublishToという項目があります。Webを選んだ場合も、使う操作はsend_campaignです。その場合はWebへ公開され、メールは送られません。操作名にsendが含まれていても、メール配信の証拠にはなりません。

結果を読むときも違いがあります。Webだけの号はメールの指標が空で、代わりにページの閲覧数を持ちます。空欄を「送信ゼロ」や「開封ゼロ」に置き換えると、記録の意味が変わってしまいます。操作と結果の公開説明

自分がAIへ頼むときも、作る文章と出す場所を別々に書けます。完了報告では、操作が成功したかに加え、指定した場所で何が確認できたかまで受け取る。これは公開仕様から考えた編集側の使い方で、Marc本人が同じ報告手順を使っているかは不明です。

一件の実行記録を、AIに読み解いてもらう

自分の仕事で試すなら、発信一件の指示と実行記録から、確認メモを作らせます。今回の提案は未実施です。最初は、公開してよい自作の練習記録で十分です。名簿や認証情報、顧客との私信を渡す必要はありません。

練習例なら、指示は「Webだけに公開し、メールは送らない」。操作の記録は「send_campaign、公開先はweb、メール指標は空欄」とします。これだけでは公開ページを実際に読めるかは分からないので、URLや画面の確認が残る、と答えられるかを見ます。次の依頼文へ、実際に使ってよい資料を入れ替えて渡せます。

事前の指示:<誰に、どこへ出すと決めたかを貼る>
実行記録:<原稿ID、実行した操作、保存された公開先、公開URL、配信結果など、手元にある記録を貼る>

この一件について、指示と実行記録を照合してください。確認できたこと、まだ確認できないこと、人が開いて確かめる画面を分けたメモを作ってください。各判断に、根拠になった元の値と記録の場所を付けてください。

操作名や「完了」という表示だけで、メールが配信されたと判断しないでください。空欄は空欄のまま残し、分からない件数をゼロにしないでください。指示と公開先が違えば、その違いを先に報告してください。今回の依頼は確認メモまでです。再実行、公開、送信、予約、設定の変更はしないでください。

人が確かめるのは、ページと配信記録

Webへ出す指示だったら、人は公開URLをログインしていない状態で開き、同じ原稿が読めるかを確かめます。メールを送る指示だったら、配信システムの記録で、誰に何件送る予定で、処理がどう終わったかを照合します。送信処理が終わったことと、受信者が読んだことは分けて見ます。

AIが空欄をゼロに変えた、別の原稿のURLを根拠にした、送信処理を読了と書いた場合は差し戻します。指示と実行記録が食い違う場合も、勝手にやり直させず、先に状況を確かめます。

確認メモの各項目に根拠があり、未確認を含めて何が起きたかを人が判断できれば、この一作業は完了です。人の照合にかかった時間と、AIの読み違いを残します。記録不足で毎回調べ直すなら、次は実行時に残す項目を足す。発信を任せる範囲は、その確認をしてから広げられます。

出典

確認日:2026年10月29日。公開資料の説明、本人の主張、編集側の未実施の提案を分けて記載しています。